いつも何かに追われて逃げている感じ。
事件から2年経った頃にはいろんな異変にうすうす気づいていつつ、見て見ぬふりをしていました。
・スケジュールをパンパンに詰め込む。
・やってもやってもまだダメだ、こんなんじゃダメだ自分、と常に思う
・常に「疲れて」る
・寝ない、寝れない
・食べない飲まない、食べること飲むことを忘れる
・充実させているつもりが全く充実感がない
・頑張った結果得られたことで賞賛されてもピンとこない
・被害妄想的になる
もうしんどくてしんどくて、でも忙しいから当たり前かって自分に嘘ついて。
「私充実しています」「勉強もこんなに頑張ってます」っていうのを演じているっていうのはなんとなく気づいてました。
毎日は16倍速くらいで過ぎて行って。
朝から授業行って夕方からバイト行って、夜中帰ってきてそこから勉強始めて、朝方寝落ちてまた学校行く、みたいな。
たまにはバイトのあと友達と遊びに行ってそのままオールでまた1限行って。
土日はバイトを10時から夜中の12時まで入れたりして。(昔は全然オッケーでした)
バイトで稼いだお金は生活費と勉強と遊びに目一杯使っちゃって。
そうしているうちに、気がついたら笑うことも泣くことも怒ることも無くなっていた。
当時たまに会う男性(今で言うセフレ?)がいて
「なんでこんなに頑張ってるのにうまくいかないんだろう?」
って聞いたら
「キミがそう思ってるだけなんじゃないの」
若い日の私に一回り年上のこのひとの言葉はいちいち衝撃的でした。
何かに取り憑かれるように忙しくしている割には目標もなく、充実感もない。だからうまく行くも何もないんですけど、この人は周りはそうは思ってないかもよ、自害妄想かもよ、ってことをサラッとこの一言で気づかせてくれて。
未だにその衝撃が忘れられない。
ちょっと自分に入り込み過ぎてわけわかんなくなったら、全然接点のない人と話してみるのは目からウロコ的なことが起きていいかも。
って今は思いますけどね。今はね。
2019.2.9 arekore